BDF


バイオディーゼルの正確な知識について
廃食油 精製技術のコメント
廃食油にはラードや栄養物質など多種多様な成分が含まれております。
微量の水分、酸化した油脂分など石鹸になる物質が少なかれ含まれております。
◎メタノール+アルカリ触媒(苛性カリ)でエステル交換開始させる
粗BDFと粗グリセリンに分離され、粗グリセリンだけを取り出します。
粗BDFには水を加える事で鹸化反応する物質が必ず形成されております。
この段階まではドライ、洗浄方式共に同じプロセスだから粗BDF成分は全く同じである
温水洗浄方法は、温水を加える事でメタノール、残留グリセリンは親和性により
100%除去されます、当然ながら鹸化により石鹸分も精製されます。

************** ここで大事なポイントは **************

1.ドライでもこの石鹸分は絶対除去しなければならない事。
2.メタノールの沸点64.7度以上に温度上げても100%除去は無理、ドライの場合は
  特に残留しており、非常に危険であります。
3.温水洗浄は水溶性物質を100%除去される事。
温水洗浄方式とドライ方式の違いについて

温水洗浄  アルカリ性の高い洗浄液ができるので廃水処理にコストがかかる、手間がかかる
 等の理由で批判されるが、アルカリは簡単に酸で中和する事ができる。
 BOD、CODの問題については、おでんのスープ程度の栄養分です、水溶性肥料と
 して再利用可能。
 石鹸分が沢山できると歩留まりが悪くなると言われておりますが、多少長めの静置
 時間取れば界面活性作用が弱くなり石鹸分が水に溶け込みBDFと排水液の2層に
 分離しますので100L の廃食油から100L のBDFができる。
 バイオディーゼルの本来の製造方法であり、時間がかかるのが欠点ですが、
 世界で一番普及している精製方式です

ドライ洗浄  吸着剤を使用しますので排水液が出ない、廃水処理が不要である、時間短縮できる
 などがドライのメリットですが、必ずデメリットがあります。
 メタノールは殆ど吸着しません、これが残留すると燃料タンクやフイルターにグリセリン
 ができ、エンジントラブルの元になる。
 メタノールが残留すると引火点が30〜35℃となり非常に危険である
 イオン樹脂は高価です、再利用するにはメタノールで洗浄し、酸性化させる行程が
 必要でランニングコストが非常に高くなります
 メタノールで洗浄すると、グリセリン、石鹸分、不純物などの廃液が出るので産廃処理
 が必要となります、或いはメーカーで再生してもらうとコスト割高になります。

 (株)日本バイオディーゼル機器は、ドライの特徴を知り、安全で確かな燃料を作る技術が習得できれば
 ドライ装置をV−HOPEにセットする事も可能です。(当社スタッフが指導します)
 エンジントラブル指導で多いのは、ドライ方式で精製している燃料が多いです(検査方法HP参照

 時間的に余裕のある方には、温水洗浄方式のV−HOPE標準型の装置をお勧め致します(当社推薦方法)
結論として:
◎正しい燃料を作るには必ず行わなければならない処理工程があり、 これを確実にクリアーされているか
  どうかの問題です。
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